地方【舞鶴・高1女子殺人】62歳被告は偽名で店に 証人尋問で動揺か2011.1.27 11:53

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【舞鶴・高1女子殺人】
62歳被告は偽名で店に 証人尋問で動揺か

2011.1.27 11:53

 京都府舞鶴市で平成20年5月、府立高校1年の小杉美穂さん=当時(15)=が殺害された事件で、殺人と強制わいせつ致死の罪に問われた無職、中勝美被告(62)の第2回公判が27日、京都地裁(笹野明義裁判長)で開かれた。

 事件直前に中被告が訪れたとされる飲食店の女性店員の証人尋問が行われた。女性店員は「常連客で“山本”と名乗っていた」と中被告を指差すと、中被告は一瞬、動揺したように身体を前後に揺らした。

 女性店員は、事件直前の平成20年5月6日午後10時から翌7日午前1時までの間、中被告が飲食店にいたと説明。「タクシーを呼ぶかどうか聞くと、いつものように『自転車で帰る』と言って帰った」と話した。また、事件後に中被告が店に来たときは「タクシーで帰った」などと証言した。

 この日は、女性店員のほか、自転車を押しながら小杉さんと話す中被告を見たという男性ら2人が出廷する予定。検察側は中被告が小杉さんと一緒にいたと主張しているが、弁護側は「目撃者の証言は信用性に欠ける」としている。

 起訴状によると、中被告は平成20年5月7日、小杉さんに乱暴しようとして抵抗されたことに激高し、頭部や顔を鈍器で殴り殺害したとされる。中被告は無罪を主張している。

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