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舞鶴女子高生殺害:「似た男見た」運転手証言 第2回公判

 京都府舞鶴市の女子高生殺害事件で殺人と強制わいせつ致死の罪に問われた中勝美被告(62)の第2回公判は27日午後、京都地裁(笹野明義裁判長)で引き続き行われた。事件のあった08年5月7日未明、現場へ至る道路を通りかかったトラック運転手2人がそれぞれ「中被告に似た自転車の男と女の子を見た」と証言した。

 運転手の一人は同日午前1時20分ごろ、中被告がいたと検察側が主張するスナックから約1キロの府道で男女を見たと述べた。「運転しながら顔が見えたのか」とする弁護側の尋問には「十分確認できた」と答えた。別の運転手は同日午前3時すぎ、現場から約300メートルの交差点で男女を目撃したと話した。

 一方、この運転手を取り調べた警察官が殺人容疑での逮捕前、中被告の写真を運転手に見せてしまう「ミス」をしていたことが明らかになった。【古屋敷尚子】

毎日新聞 2011年1月28日 1時12分

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