ドイツに「ネット防衛センター」、中国人ハッカーに対抗

  ドイツ内務省はこのほど、サイバー攻撃への対応を強化するため2011年中に国家ネットワーク防衛センターを設置すると発表した。詳細には触れなかったが、政府の情報セキュリティー専門家らを中心に、今後は民間企業との連携を一層強化するという。BBC(中国版)と中国の各メディアが伝えた。

  同部によれば、09年のドイツ政府に対するハッカー攻撃は900回ほどだったが、10年は上半期だけで1600回を超え、そのほとんどが中国からの攻撃だったと断言。ドイツは工業が発展しているためハッカーの標的になりやすいと説明した。(編集担当:中岡秀雄)

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