ドイツに「ネット防衛センター」、中国人ハッカーに対抗
ドイツ内務省はこのほど、サイバー攻撃への対応を強化するため2011年中に国家ネットワーク防衛センターを設置すると発表した。詳細には触れなかったが、政府の情報セキュリティー専門家らを中心に、今後は民間企業との連携を一層強化するという。BBC(中国版)と中国の各メディアが伝えた。
同部によれば、09年のドイツ政府に対するハッカー攻撃は900回ほどだったが、10年は上半期だけで1600回を超え、そのほとんどが中国からの攻撃だったと断言。ドイツは工業が発展しているためハッカーの標的になりやすいと説明した。(編集担当:中岡秀雄)
【関連記事・情報】
・わが国に濡れ衣を着せる日本警視庁=中国メディア(2010/12/13)
・中国が進める解放軍の現代化 装備と人的資源に疑問の声(1)(2010/12/11)
・ウィキリークス「同時多発テロ後の情報共有化が裏目に」?米国防総省(2010/11/30)
・ハッカー、ノーベル平和賞サイトに攻撃(2010/10/26)
・島根県のウェブサイトに「打倒日本鬼子」、攻撃は中国からと判明(2010/10/21)
|
|