裁判員裁判:死刑判決の池田被告弁護団が控訴

2010年11月30日 10時45分 更新:11月30日 11時57分

 裁判員裁判で初の死刑判決を受けた住所不定の無職、池田容之(ひろゆき)被告(32)の弁護団は29日、横浜地裁判決(16日)を不服として東京高裁に控訴した。朝山芳史裁判長が死刑言い渡し後に「重大な判断になったので控訴を勧めたい」と異例の説諭をし、被告側の対応が注目されていた。

 池田被告は最終意見陳述で「どのような判決にも誰一人恨むことなく刑に服したい」と語っていた。だが、判決後の会見で主任弁護人の青木孝弁護士は「彼の意思だけに拘束されるつもりはない」と述べており、弁護人が職権で控訴した。【山田麻未】

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