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社民副党首 予算案賛成は困難

1月27日 11時43分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

社民党の又市副党首は、党の会合で、菅内閣について「小泉元総理大臣の新自由主義の路線に逆戻りしようとしている」と批判し、現時点では来年度予算案や関連法案に賛成することは難しいという考えを示しました。

この中で又市副党首は、菅内閣について「消費税を上げるための社会保障改革や、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の交渉参加について、6月までに決め、『開国』にもっていきたいと言う。どんどん小泉元総理大臣の新自由主義の路線に逆戻りしようとしている」と批判しました。そのうえで、又市氏は「平成23年度予算案で『社民党の意見をいくらか取り入れたから協力してください』と言われても、『はい、分かりました』とはなかなかならない」と述べ、現時点では来年度予算案や関連法案に賛成することは難しいという考えを示しました。また同じ会合で福島党首は、民主党の小沢元代表の国会招致について「国会で全く説明がないのは、民主主義の観点でよくない。衆議院政治倫理審査会であれ、証人喚問であれ、国会できちんと説明していただきたい」と述べました。