没後120年 ゴッホ展
2月22日(火)〜4月10日(日)
名古屋市美術館
【社会】東京地裁、耐震偽装の賠償認めず 建築確認機関の責任否定2011年1月26日 19時25分 耐震強度不足で再建された分譲マンション「グランドステージ(GS)住吉」(東京都江東区)の区分所有者ら48人が、強度偽装を見逃したとして指定確認検査機関「イーホームズ」(東京、廃業)と区に計約5億1千万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁(河野清孝裁判長)は26日、請求を棄却した。 GS住吉は、建築基準法違反などの罪で実刑が確定した元1級建築士(53)が設計に関与し、詐欺罪に問われた小嶋進被告(57)=上告中=が社長だったマンション販売会社「ヒューザー」(東京、破産手続き中)が分譲。 河野裁判長は、この元建築士作成の構造計算書について「偽装を疑わせる具体的な特性は見て取れない」と指摘。その上で「イーホームズが偽装を予見することはできなかった」とした。 住民側は、GS住吉の所在地である江東区へも賠償を求めたが、判決は「イーホームズに過失があると判断できない以上、責任はない」と退けた。 判決などによると、イーホームズは元建築士が耐震強度を偽装した構造計算書を基にGS住吉の建築を確認。2005年1月に完成したマンションは偽装事件を受け、09年4月に再建された。 (共同)
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