第三の隣人 中国朝鮮族

中国朝鮮族嫁の写真と私の中韓朝を斬る日中コラボブログです

丹東の贋物骨董屋

2007-05-08 18:23:38 | 二人の思い出
 私はよく市場に行くのが好きで、東京でも韓国でも骨董市を冷やかしに行きます。しかし、最近贋物が多く中々掘り出し物に出くわせないのも残念に思っております。この北朝鮮国境地帯にはひょっとしたら朝鮮との行き来も盛んなことからあるいは凄いお宝があるのではなかと思い、この狭い丹東の地を歩き回りました。
 しかし、一時間ほど船に乗ったためか船酔いもし、気持ちも悪い中で歩き回っても中々見つかりません。地球の歩き方で丹東の地図を見ていると矢印が書いてあり、ここに北朝鮮のグッズがあると書いてあったためそこを訪問したのですがビル全体が骨董ビルと翡翠市場でありました。
 「お、ここならお宝があるかも」と期待したことは言うまでもありません。うちの嫁は玉に夢中になってしばらくの間、翡翠やらなにやらを探していましたがそれも飽きると二階三階の骨董店に行きました。
 ある骨董屋でふと気がついたことは、やたら壷とか多く、よく造られているんですがすべて贋物だと判断できるものでした。それらの品物はやたら安くこれは変だと嫁も私も勘ぐりました。隣の部屋に行くと似たようなものが有象無象にあり、ここにあるものは贋物だと結論付けたわけです。そして何よりも彼らが、「今回のものは上手く作れたなあ」と朝鮮語で話したことでした。どうやらここの骨董屋は贋物工房のようでして、そこの店主の一人が、私たちに瀋陽で商売でもやるのかと聞いてきました。嫁はあいまいに答えましたがどうやら贋物専門の骨董屋というのは商売になるようです。中国が贋物天国という話はよく聴く話ですが、骨董品は特にそれが顕著です。
 そうした骨董品が巡り巡って韓国や日本にやってくるのかと思うと幾分なりとも愉快な気分になりました。
 実は私はこの店でいくつか買っています。何に使うのかはそれは皆様でご想像して頂けますとありがたく思います。




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