節分行事、「恵方巻」が「豆まき」抜く
産経新聞 1月27日(木)16時28分配信
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サークルKサンクスの恵方巻関連商品(佐久間修志撮影)(写真:産経新聞) |
1990年代から大手コンビニやスーパーが関西地方が中心だった恵方巻を売り出し、全国区に認知度が高まり、節分行事として定着した。
首都圏、名古屋圏、阪神圏で4094人から回答を得た。アンケートは過去1年に行った行事について尋ねるもので、2年に1度実施している。恵方巻は認知度の上昇などから、今回初めて調査項目に加え、2000年の調査からほぼ40%台半ばで推移している豆まきをいきなり上回った。
発祥の阪神圏では恵方巻が70・7%と豆まきの42・1%を大きく上回った。名古屋圏でも恵方巻が51.9%と半数を超え、豆まきは43.4%。首都圏は豆まきが44.5%で、恵方巻の36.5%より多かった。
同総研では「コンビニやスーパーが主導して実施したものがメディアに取り上げられ、全国に波及して習慣が広まった」と分析している。
コンビニやスーパー各社は今年も単価の高い巻きずしの品ぞろえを充実させているほか、巻きずし以外にも、ロールケーキやお菓子などの関連商品を出しており、同総研は「恵方巻市場は確実拡大している」としている。
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最終更新:1月27日(木)16時28分