第三の隣人 中国朝鮮族

中国朝鮮族嫁の写真と私の中韓朝を斬る日中コラボブログです

反日も親日を超える人が日本を楽しめる

2007-04-25 23:57:59 | Weblog
反日も親日を超える人が日本を楽しめる
 私は、ある日本にいる留学生の面倒を何人か見ている。
 もちろん金銭的なことは無理なので卒論の手伝いや、日本文化を海外に紹介するために、様々なところを連れて行く。以前から登場する朝鮮娘もその一人だ。彼女は大阪の日本語学校を卒業して、現在大学四年生。そろそろ就職しなければならないというところだが、中々見つからないのが悩みの種だ。
 思えば私は、これまでいろんな人と会ってきたと思う。韓国チャットでは、数万人の韓国人と対話したように思える。ある時には親日、ある時には反日。彼らにはそれぞれの思いがあった。しかしながら、私は親日も反日の韓国人も好きになれなかった。日本に対する過剰な思いは我々にとって重荷だったのだ。
 最近、韓国チャットで出会った韓国人で興味深い人がいた。この韓国人の質問は、江戸時代における蘭学の系譜。これは私の得意分野であったので、解体新書の話から、ペリー来航の話まで細かく説明した後、彼は言った。「日本が何故近代化できたのが理解できました」と。彼は格別に親日というわけではない。また反日とも言えない。ただ歴史をありのままに見つめる作業しているだけなのだ。
 またこの朝鮮娘も同じだ。韓国チャットではしばしば歴史討論が行われ時として日韓の罵倒合戦になる場合もある。そうした中、この朝鮮娘はどちらにも組することはなく、「興味ないから」と一言の元に冷ややかな目で日韓討論を見つめている。この韓国人と朝鮮娘に共通していることは日本に対する過剰なまなざしがなく、むしろありのままの日本を楽しんでいる。日本に対する悪意、偏見、蔑視そして逆に意味での過剰な賞賛もなく、「素晴らしいものは素晴らしい」「面白いものは面白い」「楽しめるものは楽しもう」と素直な気持ちで日本の中で生活している。
 私は時として反日と親日の中で押しつぶされそうになる留学生を多く見てきた。日中の留学生と話しをしていると、時として「日韓」あるいは「日中」の問題は避けて通れない。そして両者とも過剰な感情を日本を向けるのだ。しかし、この朝鮮娘は実にあっけらかんとしている。
 だから彼女の口癖は私が聞いても「知らない」、「分からない」というものだ。
 そもそも彼女の質問も面白い。あの当時、なんでこんなに日本は朝鮮の絵葉書を作ったのかと聞いた。私が朝鮮が日本の一部だったと答えると妙な形で納得していた。
 日本に対する過剰な思いから離脱できる韓国人や中国人はそれぞれ日本を楽しむ。
 だからこそ韓国人には過剰な思い入れを捨てて日本を見つめて欲しい。親日も反日も超えて。朝鮮娘を一年間見ていて私はそう思う。

※この時も朝鮮嫁とお付き合いしていたときのことです。当時、うちの親父に紹介するため自宅に連れてきたのだけれど、親父は一目で気に入ったらしい。理由は、目が輝いていたからだそうです。

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よろしくお願いしますm( _ _ )m


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4 コメント

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Unknown (cherry)
2007-04-27 09:55:09
>日本に対する過剰な思いから離脱できる韓国人や中国人はそれぞれ日本を楽しむ。

そうですね。それはどこの国に住もうと同じ事が言えると思います。基本的にはその方の生き方にも通じるんだと。

毎日読ませていただいているのに、相変らずケアンズは世界地図にに表示されないですね。??

最後に、お願いしますと会釈するくまさん(?)のイラスト、可愛いですよね。使わせていただいてもいいでしょうか。
cherry様へ (shinwa)
2007-04-27 18:51:05
こんにちは。
ケアンズの方がまだ反映されないのは僕も
よくわからないのです。
しかしいろんな人が見ているなあという印象です。
ところで熊さんの件了解しました。
今後ともよろしくお願いします。
嬉し〜い! (cherry)
2007-04-27 20:57:12
熊さんの件、有難うございました。
凄く可愛いですよね。お嫁ちゃんが選ばれたのでしょうか?
cherry様へ (shinwa)
2007-04-27 23:07:59
はいそうなんです。画像担当は嫁ですので。私はこういうことは不得手なのです。

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