第三の隣人　中国朝鮮族

　うちの嫁が言うには、毎日会社の往復や家事ばかりやっていると息が詰まるというので、夫婦でもデートは必要とよくいいます。もちろんこれはとくに朝鮮族一般的な考え方というわけではありませんが、うちら夫婦はよくでかけます。
　仕事は趣味という人は別なんでしょうけれど、土日くらいは息抜きしたい私たち夫婦にとっては週一日のデートはよい息抜きになります。
　どこにでかけるかというのはその場の流れで決めることが多いんですが、嫁が行きたいところに行くことが多いです。最近は、蘭展覧会、桜見物、靖国神社、骨董市などなどです。夫婦にとっては一番大切なのは、コミュニケーションで、中国全土であちらこちらに行きましたが、夫婦同伴ででかける姿をよく見ます。
　そしてこれは後ほど書いていこうと思いますが、朝鮮族は、飲み食いに命をかけます。朝鮮族は「ハルサリ」(一日しか寿命のない虫)だねと呼ばれます。宵越しの金を持たない江戸っ子に似ています。そしてその飲み食いの場には夫婦が同席します。
　私と嫁が嫁の親戚と飲み食いした時も、だいたい親戚のみなさんは、夫婦同席でした。日本のように旦那は旦那の友達、嫁は嫁の友達というよりも、夫婦同士で付き合うことが多いのです。ちょっとそのあたりは朝鮮族と日本人の違いと言えるのかもしれません。
　


桜が散ってしまって寂しいですが、舞い降りる桜も大好きです。




仲良く！仲良く！