社会

逮捕の県職員「パチンコでヤミ金から借金」
(秋田県)
この事件は去年10月、県の雄勝地域振興局に勤務する木村正明容疑者29歳が、他人に譲渡する目的で湯沢市内の金融機関で妻に口座を開設させ、預金通帳とキャッシュカードをだまし取ったとして     逮捕されたものです。警察の調べに対し木村容疑者は「パチンコやパチスロでヤミ金融から借金をしていた」「ヤミ金融から通帳を作ってくれといわれ頼まれて送った。報酬はもらっていない」などと供述していることが、警察への取材でわかりました。木村容疑者が妻に開設させた口座からは数万円単位の金の出し入れが頻繁に行われていたということで、警察ではヤミ金融の振り込み用通帳として使われたのではないかとみて調べています。木村容疑者が勤務していた雄勝地域振興局の金田早苗局長は「公務員は高い倫理観を求められており事実だとすれば大変遺憾」とコメント。また木村容疑者の直属の上司は「動揺していて取材に対応できない」と話しています。
[ 1/26 19:23 秋田放送]