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起訴内容認める 福島で強盗罪被告の初公判

2011年01月25日 14時21分配信

コンビニエンスストアやガソリンスタンドから現金を奪ったなどとして強盗罪に問われた、本籍青森県、住所不定、無職宮本聖人被告(47)の初公判は24日、福島地裁(加藤亮裁判官)で開かれ、宮本被告は起訴内容を認めた。

検察側は冒頭陳述で、宮本被告がパチンコ代や消費者金融への借金返済などのため、深夜、店員が1人しかいない店を狙ったなどと指摘した。

宮本被告は山形県内で自動販売機から現金を盗んだなどとして山形地検が窃盗罪で起訴したが、福島地裁で併合審理している。

次回は2月10日午前11時から同地裁で開かれる。

同日開かれた公判は1時間の予定で論告求刑、最終弁論まで予定されていた。

しかし、検察側提出証拠が90点以上で、全ての要旨の朗読に約45分かかったため、結審しなかった。

予定通り進まなかったことに対し加藤裁判官は「無駄な証拠が多い」と、検察側に注意を促した。

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