第三の隣人　中国朝鮮族

朝鮮民族と沖縄人
　こう書きますといろいろ誤解を受けるかも知れませんが、沖縄人と朝鮮民族とのメンタリティーは双方とも共通するものがあると感じます。まず両者とも、宴会が好きでお酒が好きで踊りが好きという点で、時間を守ることについては多少いい加減な面も似ています。
　先日、靖国神社で桜を見た帰り、上野の山に登って上野の桜も堪能していたときのことですが、「琉球國祭り太鼓」という創作エイサー団体が実演しているのを見ました。このエイサーとは、沖縄の盆踊りのことです。そしてこの団体は従来の伝統的なエイサーに加えて、ロックやポップ的な思考も加味し、人々に魅せるエイサーとして発展しているようですが、この踊りは朝鮮民族の踊りとよく似ています。かって朝鮮と沖縄は、中国に朝貢していた時代もありますので、交流もいくぶんなりともあるのかなとも思っています。
　この団体が突然実演をはじめた時は嫁も私も少々驚き、その踊りに眼を見張っていました。終わったあと、嫁とこのエイサーについて話していた時には、嫁はこの踊りって朝鮮民族の踊りによく似ていますとふともらしていました。
　朝鮮と沖縄について語るときは、どうもイデオロギーが優先されることが多く、むろんそういう側面からのアプローチや議論も必要なのですが、文化的・民俗学的からのアプローチも必要かと最近つねづね思います。ただし学者もイデオロギーに染まっていて全然お話にならないことが日本の場合多いと感じます。学者はイデオロギー抜きで淡々と事実を整理していけば良いのですが、朝鮮や沖縄を論ずる際は事実をすっ飛ばして感情論で論じていくことが多いのはいかがなものかと思います。



みんなで踊りましょう。エイヤササ〜エイヤササ〜♪




人生楽しく！