まず、最大手の筆頭であろう「AD」。昨今のテレビコマーシャルでは、タレントを起用した「ほ○ーの宣言」がメインとなっている。ここに、十分な注意が必要である。「悩まないでほ○ーの」という誘いに乗ってアポを取ったが最後、出向いたサロンでは数名のスタッフに囲まれ、「貴方はもう、かつらにするしかないですね」などと訳の解らぬ診断をされてしまう。その説得力に押されたが最後、契約書にサインをさせられ、まずは50万円のお買い上げとなる。その仕組みは、社員の販売マニュアルに緻密に書き上げられている。
かくいうエゲツナイ販促は、「被害者の会」を発足させ、国からの監視や指導を頻繁に受けている(らしい)。裁判沙汰も多数抱えている(らしい)。それに嫌気がさし、半年ほどでほとんどの社員が退職していくというのも、あながち作り話ではない気がする。ノイローゼになって消える社員も少なくないと聞く。
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