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2011年1月26日(水) 19:20 |
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元倉敷市消防局職員に判決
元暴力団組員らと共謀し、交通事故を偽装して保険金を騙し取ろうとした罪に問われている元倉敷市消防局職員の男に対し岡山地裁は執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。
判決を受けたのは、元倉敷市消防局職員・笠原敏史被告(31)です。 判決などによりますと、笠原被告は去年3月、元暴力団組員らと共謀し、笠原被告名義の乗用車を岡山県井原市のため池にわざと転落させ、交通事故を偽装した上で保険金およそ780万円を騙し取ろうとしたとして、詐欺未遂の罪に問われています。 26日の裁判で、岡山地裁の倉成章裁判官は「公務員に対する社会の信頼を傷つける結果となり、刑事責任は軽視することはできない」としながらも「懲戒免職処分を受けるなど一定の社会的制裁を受けている」などとして、笠原被告に対し懲役1年6ヶ月執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。
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