愛すべきボクサー辰吉丈一郎のお父さん粂二さん
今は亡き粂二さんから強烈な教えを頂いた
強烈で強烈で脳に焼き付いて離れない言葉
強烈な記憶過ぎで最初に触れた経緯を思い出せないが
凄く前だったと思う 辰吉がチャンピオンだったか
最初に陥落したくらいだったように思う
粂二さんは取材に答えてこう言っていた
『丈はわしが育てたけれどなんも変わったことや
凄いことを教えたわけやない!
ただ一つだけよその親と違うことがあるとすれば
小さい頃からこう言っていたのはよその親御さんとは
違うのかもしれん。
家の近所に池があってな、丈はその辺で走り回って遊んどった
普通の親御さんなら、丈!危ないから池の近くで遊ぶなとか
池に落ちるなとか言うでしょ?
わしは丈!池に落ちたら泳げよって言うとった!』
『危ないから池に近づくな』
『危ない池に落ちたら泳げ』
この差は途方もなく大きいと思いました
一番大切な事は死なないことです
落ちないことではありません
どうしたら落ちてどうしたら落ちないかは落ちてみないとわからない
もしくは落ちかけてみないとわからないのです
しかし愛する我が子を危険に晒す勇気はなかなか無いのが
現実です
例えば部下への愛と自分の子供への愛は同じだと言ったり
思っていたりしてもいざとなったら幼き子供に同じ事を言う自信は
当時の私にはありませんでした
今は努力して身につけた能力です
大切な事は死なないことです
絶対に死んではいけないということです
危ないから近づくなと落ちたら泳げ(死ぬな)の強烈な差に
愕然とした記憶が今も鮮明にあります
可愛い子には旅をさせろとは本当に良く言ったもんだと
思います
過保護の2乗3乗になっても子供は育たないと成長しないと
それどころかマイナスにしかならないと
親、リーダー、みんなが強く意識して21世紀の日本をより良くして
行かなければならないと本気で思っています
どんなに心配でも子供の経験のチャンスを親が奪ってはいけないのだと
強く強く思います
失敗や敗北は成長の糧なのだから
みなさん
目を研いていますか?
目は鍛えられるし腐りもします
表面も見えるし内面も見れるし
逆に表面すら見ることの出来ない人もいます
表面すら見ることの出来ない人ってって?
耳で聞いて聞いただけで見たつもりの人のことです
自分では何も見ずに見たようなことを言う奴等のことです!!
目は鍛えておかないと霞みます
真実は表面的な事実に包み隠されていることが多いです
自分で自分の目を研いて真実が見える人間になりましょう
私は常にそう考えて本物を自分で生で見ようと努力しています
孫正義さんに会いに行ったのはどのくらいの人間かという事に
誰よりも興味が有ったからです
本物を見て会話をして笑いあって目と目を合わせて話をしたからこそ
得られた体感はどこの誰が何と言おうと私の真実だから
それは私の経験となり私の成長の一頁になりました!
目は大切 口ほどに時には口以上に物を言うからね!