2011年 1月 26日 |
|
|
林原が事業再生手続き 負債総額1400億
|
△▼ |
岡山市に本社を置くバイオ関連企業の林原が、法的な手続きによらずに事業再生を目指す、「事業再生ADR」を申請したことがわかりました。負債総額は約1400億円に上ると見られています。事業再生ADRを申請したのは、林原や林原商事など林原グループ中核の4つの会社で民間調査会社によりますと負債総額は1400億円に上るということです。林原は、バイオ関連の研究開発に取り組んでいますが、研究開発費や不動産投資などで負債が膨らみ、経営を圧迫したものと見られています。事業再生ADRは国が認めた第三者機関が当事者間の利害を調整し、事業再生をめざす方法で、今後は事業を続けながら経営再建に取り組むことになります。林原では「お客様やお取引先の皆様に影響はありません」とコメントしています。
|
|
|
JAL整理解雇で街頭活動
|
▲▼ |
経営再建中の日本航空が行った整理解雇の不当性を訴える街頭活動が26日、JR高松駅前で行われました。これは香川県内の労働組合団体が行ったもので日本航空の客室乗務員組合、委員長の内田妙子さんが駆けつけ、「営業利益が計画を大幅に上回るなどしているのに、客観性のない人員削減目標を設定した」などと訴えました。経営再建中の日本航空は希望退職者が目標数に達しなかったとして先月31日付けでパイロットと客室乗務員、165人の雇用契約を打ち切る整理解雇を実施しました。そのうち146人が解雇は無効などとして取り消しを求め東京地裁に提訴しています。
|
|
|
岡山市東区で山火事
|
▲▼ |
空気が乾燥しています。26日午後、岡山市東区で山火事が発生し、山林10アールを焼きました。ケガをした人はいませんでした。火事があったのは岡山市東区広谷の芥子山です。26日午後2時10分頃近くを通りかかった人から「山の中腹から白い煙が出ている」と119番通報がありました。消防車や消防ヘリなど14台が出て火は約2時間半後に消し止められましたがこの火事で山林約10アールを焼きました。ケガをした人はいませんでした。気象台によりますと岡山県南部では11日連続で乾燥注意報が発令されるなど空気が乾燥していて火の取り扱いに注意を呼びかけています。
|
|
|
閑谷学校で防火訓練
|
▲▼ |
1月26日は文化財防火デーです。国宝に指定されている日本最古の庶民の学校、備前市の閑谷学校で防火訓練が行われました。訓練は国宝に指定されている講堂の裏山から出火、職員が足をケガし火の手が講堂に迫っているとの想定で行われました。訓練には閑谷学校の職員をはじめ消防署員や消防団など約60人が参加し、連携して火元の裏山に放水しました。閑谷学校は江戸時代に岡山藩が建てた日本最古の庶民の学校でこれまでに火災は起きていません。閑谷学校では定期的に訓練を行って防火に努めるということです。
|
|
|
「岡山桃太郎」ブランド誕生で新商品公開
|
▲▽ |
岡山に伝わる桃太郎伝説と県の特産品がコラボレーションした新しいブランドが誕生しました。26日、その新商品が岡山市でお披露目されました。県産のキジの肉を使った燻製や、清水白桃と桃太郎トマトのリキュールなどユニークな商品が並びます。地元の特産品をPRしようと岡山西商工会の会員達が企画・開発したもので、酒造メーカーや洋菓子店など9社が、果物やチーズなどの地元の特産品を使った、新商品9点を発表しました。白桃の果実が入った、マドレーヌはころんとした形がかわいらしく、おみやげとしても人気がでそうです。そしてなんと犬用のきび団子も。きび粉に加え、フンの匂いを軽減するという「リモナイト」という成分が入っています。商品は来月中旬から岡山市のアンテナショップ「さんサン岡山」で販売される予定です。
|
 |