死神に愛された「中華丼」…食ったら安くて旨かった!
夕刊フジ 1月26日(水)16時57分配信
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ボリュームたっぷりの特製中華丼=東京・四谷「俵屋」(写真:夕刊フジ) |
道路沿いに立つ店の外観は庶民的なたたずまい。「テレビのグルメ番組で取り上げられたこともある」(従業員)という名物の餃子が1皿200円で食べられるとあって「お昼時は周辺の会社員や地元住民でごった返す」(同)という。
BGMこそ雰囲気にそぐわないクラシックが流れるが、大きな演歌歌手のポスターがはられるなど、いたって普通の大衆店。早速、中華丼を注文してみた。
驚きはファストフード店顔負けの調理の速さ。注文からわずか3分でテーブルに運ばれてきた。
大振りのお皿に茶碗2杯分ほどのご飯とたっぷりかかったあんは、学生層に受けそうなボリューム。具は白菜、ニンジン、キクラゲ、豚肉、サヤエンドウといたってシンプル。食べ進めると、短冊形に切られたカマボコがところどころ顔を出す。中華スープが付いて750円とコストパフォーマンスもいい。
見た目とは対照的にあっさり目の味付けで、30代記者でも一皿平らげるとかなり満腹になる。週1回のペースで通っている60代の常連客は「濃厚すぎない味付けが良かったのかも」という。
ちなみに、夕刊フジ連載「瞬速おつまみ」でお馴染み、料理研究家の原るみさんは「中華にしてはバランスが取れていて、野菜が多くビタミンBやEが豊富」とのこと。
ただ、「一般的に700〜800キロカロリーはあり、少々高めなので他の2食は軽いものにした方がいい。毎日食べるというのは、どんなメニューでもいいとはいえないので、ほどほどがお勧めです」と話している。
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最終更新:1月26日(水)18時41分