[シネマトゥデイ映画ニュース] 16日、ららぽーと柏の葉でのイベントで、“週末ヒロイン”のキャッチフレーズで知られるアイドルグループ「ももいろクローバー」からの脱退を表明した早見あかりが、個性派俳優・酒井敏也と大恋愛を繰り広げる映画『市民ポリス 69』が3月19日に公開されることがわかった。本作の原作は、漫画「特命係長只野仁」シリーズで知られる柳沢きみおの同名漫画。セクシー女優の原紗央莉や実力派俳優の津田寛治、スター・錦野旦も出演する。
4月10日、中野サンプラザでのコンサートをもっての脱退を表明した早見にとって、「ももいろクローバー」時代最後の出演映画となるであろう本作。今年、竹野内豊と水川あさみがコメディーに挑戦する映画『大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇』でも監督を務める本田隆一がメガホンを取り、ブラックユーモアとクールなアクションに、セクシーな映像が加わった斬新な作品に仕上がった。
『市民ポリス 69』は、人生に波風を立てることを避け、当たり障りのない毎日を送っていたサラリーマンが、小さな権力を手にしたことで、忘れていたはずの“怒り”や“男の欲望”に目覚め、やがてささいな犯罪に手を染めたことをきっかけに、ありえない大事件へと巻き込まれていく様子を描いている。黒髪で清純なイメージの早見と、見事なまでにさえないオーラを放つ酒井の大恋愛とは一体!?「ももいろクローバー」の公式ホームページでは、早見自身が脱退理由について、「アイドルに向いていないんじゃないか? あかり必要あるのかな?」など心配な発言もしているが、これからも本作で見せたように、女優として活躍してくれることを願いたい。
映画『市民ポリス 69』は3月19日よりヒューマントラストシネマ渋谷にてレイトショー