事件陸山会事件で石川氏の録音記録など証拠採用の方向 公判前整理手続き 東京地裁 2011.1.20 21:28

  • [PR]

[事件]ニュース トピック:刑事裁判

  • メッセ
  • 印刷

陸山会事件で石川氏の録音記録など証拠採用の方向 公判前整理手続き 東京地裁 

2011.1.20 21:28

 小沢一郎民主党元代表(68)の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる事件で、政治資金規正法違反(虚偽記載)罪に問われた衆院議員、石川知(とも)裕(ひろ)被告(37)ら小沢氏の元秘書3人の公判前整理手続きが20日、東京地裁(登石郁朗裁判長)で開かれた。石川被告が再聴取の様子を録音した記録などの証拠申請について、検察側は意見を表明しなかったことから、証拠として採用される方向となった。取り調べ担当検事の証人尋問も認められる見通し。

 ほかに証拠申請されているのは、石川被告と元私設秘書、池田光智被告(33)が勾留中の取り調べ状況を記した弁護人あての手紙計5通(石川被告3通、池田被告2通)。両被告の弁護側は「誘導的、威圧的な取り調べがあった」などとして、調書の任意性と信用性を争う。

 弁護側によると、検察側は証拠申請について特に意見を述べなかったという。

 石川被告ら3人は捜査段階で容疑を大筋で認めたが、昨年9月からの公判前整理手続きで調書の信用性を争う意向を示し、無罪主張に転じていた。地裁側は信用性を争う具体的な理由を明らかにするよう求めていた。

関連ニュース

  • [PR]
  • [PR]

[PR] お役立ち情報

PR
PR

編集部リコメンド

  • >

このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。
© 2011 The Sankei Shimbun & Sankei Digital