VS. 北関東連続幼女誘拐・殺人事件の真実
今回はちょっと怖いお話を。
VS. 北関東連続幼女誘拐・殺人事件の真実 (原作:高野 洋 漫画:橘 賢一)
北関東連続幼女誘拐・殺人事件を御存知でしょうか?
当局としては厳密にはそんな事件は存在しないかもしれません。
しかし、確かに事件は起こっており、犠牲者はいるのです。
厳密には一連の事件として断言できないので、上のWikipediaも将来消されてしまう可能性があります。
茨城・栃木・群馬の三県では散発的に幼女の行方不明・殺人事件が起こっています。
ニュー速+を見てる人には割りと有名な話だと思います。
私もそのニュー速+を見てて、以前から気にかかっていました。
これらの一連の事件の中には冤罪となった足利事件が含まれています。
お題の漫画はこれら一連の事件の真犯人に迫ろうというドキュメンタリーです。
こちらで第1話を試し読みできます。
(大きい画面で再生したい場合は、再生後更に動画をクリックするとようつべに飛びます)
この漫画の主人公である清水潔氏は、日本テレビ社会部記者です。
過去に桶川ストーカー殺人事件の犯人を警察に先駆けて特定したこともあります。
1巻完結なので、漫画は足利事件の容疑者の冤罪証明に大部分が費やされています。
足利事件は一時は再審請求が棄却されるという絶望的な状況から、DNA鑑定が引っくり返り無罪が証明されました。
それだけに、この漫画もノンフィクションならではの物凄い迫力があります。
肝心の真犯人に迫るという部分は尻切れトンボの感は否めなかったのですが…
文藝春秋十月号
「私は真犯人を知っている」 清水 潔
今発売中の文藝春秋十月号に衝撃的な清水氏の記事が載っています。
(来月号が11/9発売ですから、もうすぐ店頭から無くなりますね。確認したい人はお急ぎを)
清水氏によれば取材を始めて2か月後の2007年秋に、犯人と確信できる男を特定したとのこと。
その裏付けがあったからこそ冤罪を信じて報道を続けることが出来たのだと。
わずか2か月というのは凄いですね。警察はいったい何をやってたんでしょうか。
しかも清水氏は既に当局に対して情報提供を行っているそうです。
つまり「警察は犯人を知っている」訳ですね。しかし、当局はまったく動かないと。
真犯人は今も安穏と北関東でパチンコを打っているそうです。
当時最新鋭の捜査手段だったDNA鑑定の絶対性を守るために、足利事件の冤罪は起こったと清水氏は言います。
真犯人を知っているにも関わらず警察の対応が硬直しているのも、他の事件への影響が大きすぎるからとも。
もし真犯人による更なる幼女殺人が起こったら、警察は国民にどう弁明する気だと清水氏は続けます。
足利事件の真犯人とは別口と思われる事件も、北関東で多いんですよね。
ニュー速+民は「栃木・群馬の県境に遺体を捨てれば捕まらないんじゃないか」と憤っていました。
冷麺としても警察にはしっかりやって欲しいですよ。
↓アフィ貼っときます。
<2010/10/10追記>
この記事を見てくださった方のgoogle検索をチェックしていたら、こんなページを見つけました。
VS.でも文藝春秋でも出ていない衝撃的な真犯人情報がありました。
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