サッカーのアジアカップ第7日の13日(日本時間14日未明)、ドーハで1次リーグB組の2試合を行い、2大会ぶり4回目の優勝を目指す日本がシリアに2-1で競り勝った試合の生中継(テレビ朝日系)の平均視聴率は10.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。深夜1時すぎの放送にもかかわらず2ケタの高視聴率で、番組視聴占拠率は55.5%を記録した。
9日のヨルダン戦と同じ11人が先発した日本は前半35分、長谷部(ウォルフスブルク)のゴールで先制。後半に川島(リールス)が退場となり、PKで追いつかれたものの、37分に本田圭(CSKAモスクワ)がPKを決めて勝ち越した。
ザッケローニ監督は公式大会初勝利で、日本は今大会1勝1分けの勝ち点4。勝ち点と得失点差で並んだヨルダンを総得点で上回り、B組の首位に立った。シリアは1勝1敗。17日のサウジアラビア戦で勝つか引き分ければ1次リーグ突破が決まる。敗れた場合もヨルダン-シリアの結果次第でB組2位以内が決まり、準々決勝に進む。
もう1試合はヨルダンがサウジアラビアに1-0で勝ち、1勝1分けとなった。前回準優勝のサウジアラビアは2連敗で、1次リーグ敗退が決まった。(毎日新聞デジタル)
2011年1月14日