漫画同人誌を翻訳 電子書籍化、海外配信へ(2011/01/26)
 八戸市のソフトウエア開発会社ジーアイテック(青池俊司社長)と弘前大学は、漫画同人誌を「iPad(アイパッド)」など携帯端末で読めるように電子書籍化し、国内外に配信するシステムを共同開発した。一定の市場がある海外の同人誌ファンをターゲットにしている。内容を翻訳するほか、紙媒体としての製本サービスにも対応したい考え。業界でも珍しい試みで、今夏の配信開始を目指し準備を進めている。
 
 同社は昨年4月に開発に着手。弘前大人文学部の森樹男教授(国際ビジネス論)と共同で、漫画の吹き出し部分の限られたスペースで効果的に翻訳する技術の指導や海外での市場調査を行った。
 同人誌制作者は印刷会社と出版契約を締結し、同社が開発した多国籍対応型電子書籍作成システムを用い、紙媒体をファイル形式に変換。国内や海外の市場に配信するという仕組みだ。
 有料での配信を予定しており、紙媒体よりも安い料金設定を検討。電子書籍を製本化するサービス展開も視野に入れている。青池社長は、電子書籍は市場が拡大すると予測し「才能がある同人誌の制作者の海外に向けた配信に協力したい」と話している。
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