現在位置:
  1. asahi.com
  2. ニュース
  3. 社会
  4. 裁判
  5. 記事

在韓被爆者訴訟、遺族と初の和解 長崎地裁

2011年1月25日19時34分

印刷印刷用画面を開く

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

 被爆した韓国人が日本国外に出たことで健康管理手当などの支給を打ち切られ、精神的苦痛を受けたとして国家賠償を求めた集団訴訟の和解協議が25日、長崎地裁(須田啓之裁判長)であり、提訴後に死亡した原告3人の遺族と国の間で和解が成立した。これまでに和解した原告と同様、国が原告1人あたり110万円と弁護士費用10万円を支払う。原告団によると、遺族との和解成立は初めて。

 長崎地裁の集団訴訟では856人が提訴したが、これで全員と和解が成立した。在韓被爆者の遺族が同様の損害賠償を求めて同地裁などで別の集団訴訟を起こしているが、厚生労働省は和解に応じる意向を示している。

PR情報
検索フォーム

おすすめリンク

元警察官だったジャーナリストの急逝。黒木氏の身に何が起こったのか、本誌だけが知る全情報。

「政治とカネ」というあいまいな言葉で語られる小沢氏の『犯罪』は、検察の妄想でしかない?

ダイヤモンド経済小説大賞を受賞した作家でもある弁護士・滝沢隆一郎による書き下ろし。「営業秘密と男性用かつら顧客名簿事件」ほか。


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内 事業・サービス紹介