賭博開張図利の罪に問われた北九州市若松区古前1、指定暴力団工藤会系組長、船田茂樹被告(62)に対し、地裁小倉支部は24日、懲役1年6月(求刑・懲役2年)の実刑を言い渡した。冨田敦史裁判官は「組員らを客とした組織的かつ常習的な反社会的犯行。一晩で50万~60万円稼いだと話すなど軽視できない」と述べた。
判決などによると、船田被告は昨年10月26日夜、同市小倉北区黄金2のマンションの一室で賭博場を開き、サイコロを使った「タブサイ」と呼ばれる賭博で利益を得た。
毎日新聞 2011年1月25日 西部朝刊