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2005年06月13日

欣家

月曜日なのでいつものように午前中は三田で雑用をこなして、その後三田線で西台に移動し欣家で食ってから仕事に臨みました。欣家に着くなり店員さんが「肉のトッピングはないです」というので、仕方なくつけ580円+中盛100円+味付け玉子100円を。仕事に遅刻しそうでやばいかもと思いつつ出てきたのがこれ。

この店の水準で普通にうまいです。以上。というかこの日のメインはこの飯じゃないんで。。。

仕事後、ネットカフェで競馬サイトの作業をした後にある人と飲んだんです。そうするとこのネタに妙に食いつかれたのでそれを紹介します。20世紀の頃の話です。というか1999年1月25日(木)の日記です。内容うんぬんについての突っ込みはやめてほしいです。というかそうされたところでこっちも反応のしようもないです。

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題:PM1:40代々木店
本文:この時期、大学はテストなので図書館がこんでいる。それを嫌って、現在は学校に行っていない。この時期がすぎれば資料を探しに学校に行こう。てゆうわけで、HP充実のため競馬のページの資料探しのため、渋谷のプラザエキウスに行ったのですが、そのついでについに代々木の二郎に行ってきました。住所が千駄ヶ谷だったので、千駄ヶ谷駅から行ったのが大間違い。行ってみたら代々木だった。やっとの思いでついて、当然のように「大ダブル野菜辛めにんにく脂」を頼んだ。こういうところは、気合が足りないので、脂も入れたほうがいい。眼鏡が曇って気分があまり良くなかった。とりあえず席について、水分を補給。水かなと思ったらお茶だった。この点は感じが良かった。でも、二郎ってにおいがしないからなんか不安。それで5分ほどたって完成。見てみたら、チャーシューがなんか赤い。しかも薄い。この時点で僕は失格である。チャーシューは醤油に染み込ませた厚切り。これが二郎である。見た感じがなんか、天下一品のこってりのスープを茶色にしたような感じだった。でも、くどそうかなと思ったらそうでもなかった。量もまあまあ多い感じを受けた。でも、麺が白く、柔らかい感じだったので二郎とは何か違う。二郎というのは、チャーシューが厚切りで、麺が太くて固くてというものなのでかなりショック。だから、代々木にきたら二郎に行くよりも、その隣のココイチにしたほうが名古屋出身の僕にはいいかなという気がした。
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今にして思えば技巧もないし、ただただ事実を描写しているだけに過ぎないのは感じますし、それこそ「お笑いマンガ道場の川島なお美」と同じレベルで抹消したいくらいのものですが、ただとある1点においてこの日一緒に飲んだ人から、

この価値はすごいです

なんて力説されたので掲載しました。いうまでもなくラーメン二郎代々木店を食ったということに対してです。文章そのものはあまりに稚拙で今見ると赤面してしまいます。といいつつ実はその11日前(1999/1/14)の日記を見直すとこれまた価値はあるといわれたものが。

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件名:PM6:55王二郎
本文:前前日にプレゼンテーションを終えたのでちょっと小休止。おなかをたっぷり空かして王子に行こうといってきました。6時半頃まで時間をつぶそうと本屋で立ち読みの後、6時20分頃についたら既に行列ができていました。外でしばらく待たされたので寒かったなあ。その間、コラムのネタなどを考えて時間をつぶし、しばらくたって中に入れた。先月は小ダブルを食ってなんとなく物足りなかったので、大ダブルを買おうと食券自動販売機を見ると売り切れになっていました。店員さんに「大ダブルが食べたい」といって食べれるようになりました。量が多いので、警告という意味でやっているのでしょうね。それで「YAWARA」を読みながら出るのを待つ事10分間。おまちかねの「大ダブル野菜辛めにんにく」です。野菜とにんにくのてんこ盛りがすごい。さすが量には定評のある王子。これは具よりも麺を処分していかないと片付かなさそうだ。すりきれいっぱい入っているから麺を取り出そうとすると汁が零れる。それでも食う。相変わらず麺に甘みがしてその影響で汁も甘みを感じる。何とか食べきった。感想としては、大ダブルだけどチャーシューが5枚くらいしかなかったような気がする。味はまあまあ。さすがに、カロリーの取り過ぎを懸念して、自転車で遠回りして帰る事にした。環7経由で中山道をとおって帰ってきたが40分くらいは自転車に乗っていたかな。環7沿いにホープ軒を発見したから今度行ってみよう。
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実はこのホープ軒はもうありません。というかここで重要なことは「大ダブル」という単語です。昔、○二が「よしぐま」を名乗っていた時代には、「大ダブル」というメニューが存在していたことを示したかったわけです。もちろん今の麺ましと比較すると麺ましのほうが多いのはいうまでもありません。(他の方のBlogの写真から類推)ちょいまし以上麺まし以下と考えられます。とにもかくにも○二(よしぐま)にも大ダブルというメニューが存在したという事実を伝えたかったわけです。さらにもう1つ。2000年3月25日から。

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題:PM6:50ラーメンさくら神田店
本文:二郎掲示板によると、神田に二郎によく雰囲気の似たラーメンさくらと言う店があるらしいとのこと。MDウォークマンの具合が悪く、修理依頼か買い替えの検討のため秋葉原に行きました。今もっているMDウォークマン専用の充電池を現在店で売られているタイプのMDウォークマンでは使えるものはないとのこと。となると、修理するかいっそのこと買いかえるかそれともないまま生活するかの三者択一が迫られています。うーん、どうしましょう。困ってます。それで、秋葉原にいるんだからってことで、神田の二郎でも行こうかと思っていくことにしました。

行ったら休みでやんの。実は22日に学校に行ったら、三田の二郎が休みだったんだよ。2回続けて二郎が臨時休業かい。ああ、むかつく。こうなったら、ラーメンさくらでも食ってやろうかと思うんだけど中々見つからない。探すこと30分。やっと見つかる。入るとめがねが曇る。それで大ダブル野菜辛めにんにく脂を頼む。客がいないから出てくるのが早い。それで食ってみる。感想としては、何てゆうか、存在感がない。どうコメントしていいのか正直わかんない。あまりに印象に残らない味なので、評価のしようがない。ってことは無茶苦茶うまいわけではないということだけはわかっているけど、もう1回食べて判断してみよう。
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みさわさんの二郎ラーメンのホームページには未だに掲載されているラーメンさくら司町店に行ったときの記録です。その後知らない間につぶれてしまっていて二度と食べることはできませんでした。残念です。さらには一時三田でサカイさんが土曜日の夜に営業していたときの記録も出てきました。1999年4月17日です。

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題:4/17(sat)PM6:10三田本店
本文:教授の家にいった際、一緒にいたやつに「日祝の前は夜に二郎あいてますよ」と教えられたので、機会があれば行きたいと思い、行ってみた。朝日新聞の広告で見た、公務員予備校講師の筆記試験の日だった。スーツを着ていた。面接、適性、筆記試験が終わったら、夕方の4時半だった。6時まではまだまだ時間があるので、水道橋(場所は水道橋だった)のマンガ喫茶に行って、翌週月曜発売のジャンプ、スピリッツ、ヤングマガジンを読んだ。土曜日に読むと何となく得をした気分になるのでいい。これからも続けるだろう。それで1時間いたので380円を払って、店を出て、三田線で三田に向かった。二郎に向かって歩くと、あんまり行列はなかった。これは早く食べられそうだ。そう思った。しばらくすると入れた。マンガ喫茶は飲み放題なのでたっぷりジュースを飲んでいたせいか、あんまりおなかが空いていなかったので、小ダブルにしておく。値段は、オヤジのときと同じである。いい忘れていたが、この時間に作るのは、オヤジではなく山田君(本名はサカイさんというらしい)が作っていて、助手が一人いる。座りながらサカイさんの作り方を見ていると、オヤジに比べるとどうも、思い切りが足りない。そんな印象を受けた。テレビで見たことあるが、ラーメンを作る極意は、鍋から麺を取るときに、いかに手早く効率よくやるかというのがあるらしい。なんか切れ味が足りない。そんな印象を受けた。そして、「小ダブル野菜辛めにんにく」が出てきた。食べてみると、何か歯切れのよさを感じない。スープもぬるいし、麺のゆで具合も、なんかよろしくない。そんな印象を受けた。二郎をラーメンの一種として求めている人には、さっぱりしていて(相対的に)いいが、二郎を二郎として求めている人にはなんかいまいち。そんな印象を受けた。サカイさん。これからもがんばってくださいね。
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なんというかこんな文章をさらすというのは、ラサール石井が小学生時代の写真をさらされる、井森美幸がオーディションのときのダンスを映されるに匹敵するくらい恥ずかしいです。できれば「ラーメン二郎代々木店で食べたことがある」「○二で大ダブルを食べたことがある」「ラーメンさくら司町店で食べたことがある」「三田の夜二郎を食ったことがある」という情報だけ理解していただければ幸いです。

この日のまとめとしては日ごろ発することができない単語をいろんな意味で発することができてすごくよかったということです。

投稿者 91E : 2005年06月13日 23:41

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魚介系スープの好きな人にお薦めのラーメン。都営三田線西台駅から徒歩3分の住宅街にある「欣家」。店主の出身地であるいわき市小名浜港で水揚げされた深海魚「メヒカ... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2005年08月09日 00:07

コメント

先日欣家にて特殊な注文をする人を数人見かけました。
1、麺硬
2、味薄め
3、あつもり
欣家であつもりができるとは知りませんでした。でも麺のコシを味わうに水でしめた麺のほうが私は好みですが。

ついでに二郎池袋店で「麺柔」と頼んでいる人がいてビックリしました。

投稿者 Tsuyoshi : 2005年06月16日 22:51

いろんな人がいますよね。

自分は麺は固めくらいが好きなんですが、父親は柔らか目を希望します。
どうやら味覚は家だけで形成されるわけでもないようです。

あつもりはつけだれの温度とのバランスですよね。この店は比較的つけだれがぬるくならないので、コシを生かす意味でも普通の加減にしたほうがいいと思います。

投稿者 91E : 2005年06月17日 20:05