第三の隣人 中国朝鮮族

中国朝鮮族嫁の写真と私の中韓朝を斬る日中コラボブログです

朝鮮族は冠婚葬祭貧乏

2007-03-17 00:06:56 | 社会
朝鮮族は冠婚葬祭貧乏
朝鮮族はちょっと最近気がついたことはヤクザの世界に似ている。こう書くと、朝鮮族はやっぱりヤクザかと早とちりする人がいるのかもしれないが、共通していることは義理事の多さである。
 義理事というのはヤクザ用語で、放免祝い、兄弟盃、結婚式、襲名披露その他を指すのだが朝鮮族も負けず劣らず、義理事が多い。朝鮮族にとっての義理事は、やはり結婚式、葬式のほか、大学入学祝い、還暦、出産その他もろもろがある。そして朝鮮族は日本人よりもはるかに親戚の範囲は広く、極端な話、同姓であり、同本であれば、「兄弟と呼び合う仲」となっても不思議ではないのだ。ここでいう同姓とは、同じ姓、たとえば金氏や朴氏のことを言い、同本というのは先祖が生まれた地域が同じであるということを意味する。つい最近まで韓国は、この同姓同本の結婚を民法で禁止していたほどなのである。わかりやすくいうと、密陽出身地の朴氏同士では結婚は不可なのである。
 親戚の範囲が広すぎる朝鮮族にとって義理事というのは一種悩みのタネであり、旧正月のような大きな行事であれば相当の出費も余儀なくされる。今度、私は嫁と中国で結婚式を行うけれど、その時の嫁の言い方は奮っている。
 「今まで冠婚葬祭で出費していたのだから今回は絶対もらわないと合わない」というものであった。
 そういうことで朝鮮族の中間層はこの義理事に苦しんでいる。仮に貧乏であれば、みんな気を使ってくれて誘わなくなるが中間層だとそうもいかない。中間層であれば、あそこは誘っても大丈夫だろうと思われ、次々と出費が重なる。
 日本人の発想であれば、義理事を多少けちっても良いのではと思うのだが、面子
を重んじる朝鮮族であればそうもいかない。朝鮮族の家庭も中間層であれば安定していると思われがちな面もあるが、実際は火の車であるということも少なからずある。朝鮮族が漢族と比べ海外に移民することが多いのもこの冠婚葬祭の多さによる出費と無関係ではないのである。


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