尚成、空自幕僚長を表敬訪問

　エンゼルスの高橋尚成投手（３５）は２４日、新宿区の防衛省に航空自衛隊の航空幕僚長・岩崎茂空将（５７）を表敬訪問した。高橋の実兄が航空自衛隊員というつながりで実現した対面で、高橋はエンゼルスの試合用帽子を、幕僚長は空自の広報を担う曲技飛行チーム「ブルーインパルス」の結成５０周年を記念した帽子とサイン入りパンフレットを贈った。

　高橋が「ゴルフとかの際にかぶっていただけたら」と恐縮気味に話すと、今も現役として操縦かんを握り、空を飛ぶという岩崎幕僚長は「（エンゼルスの）赤はとても好きな色。私はフライトスーツのときのスカーフは必ず赤です」とにこやかに語った。高橋は「めったに入れないところなので、いい経験になった。僕もこれから米国に飛び立つが、オフにうまく着地できるように、１年間頑張りたい」と話した。　（廣田学）