林さん、みなさん、こんにちは。
クハの1・2番の変遷、ありがとうございます。林さんならではの書き込み楽しませて貰いました。
さて、下十条から浦和に移る際の転配は少し特異でしたね。
当時は京浜東北線に103系の8両編成が存在していましたが、オール10両化されたのがこの改正の時です。
下十条にはMcM'TTTMM'Tcという編成が3本と、TcMM'TTMM'Tcという編成が6本いましたが、10両化名目で
下記の車両が製造されました。
M M' M M' M M' M M'
373 529 374 530 48. 3.24 川重 浦和
375 531 376 532 377 533 378 534 48. 3.16 東急 浦和
379 535 380 536 381 537 382 538 48. 3.16 近車 浦和
既に103系の量産冷房車は製造されていましたが、このグループは非冷房で落成しています。
というのは、京浜東北線には他に冷房車がおらず、中間車だけ冷房車にしても、冷房のオン
オフなどが面倒(先頭車からの制御になるので)という点もあったと思われます。
また8両編成がいたのは下十条電車区でしたが、この増備車は浦和電車区に入っています。
そのまま下十条区の8連の中に放り込めば良いのですが、下十条区では検修庫の絡みで貫通では
8両までに制限されていました。
そんなことで、ちょっとヤヤコシイ転配になりました。8両編成を浦和に持って行ってその中間
に増備車を放り込んだ形になりましたが、下十条ではMcM'Tc+McM'TTMM'Tc×23と編成が綺麗に
統一されました。
http://club103.kokuden.com
投稿日 2011年01月24日(月) 13時50分 投稿者 永尾信幸 [p4148-ipad305osakakita.osaka.ocn.ne.jp]