「司会料8万円は適正」と野志市長

(2011-01-25・15:48)

 今月13日に開かれた松山市のタウンミーティングで外部の司会者に謝礼として8万円が支払われたことについて野志克仁市長は25日、適正との認識を示しました。
 25日の会見で野志市長は「今回の8万円については適正だったという認識か」との記者の質問に対し「はい」と答えました。この問題は、地域住民の声を市政に反映しようと、今月13日、松山市の五明地区で初めて開催されたタウンミーティングで、外部の司会者に謝礼として8万円が支払われていたものです。加戸前知事が行っていたタウンミーティングでは県の職員が司会・進行役を務めていて、松山市が司会者を起用したことや謝礼の金額について、批判の声があがっていました。これについて野志市長は「みなさん(参加者が)緊張していたので、第三者的な、和らげてもらえる人が必要だったと思っている」と述べ、金額についても2回の打ち合わせや交通費などを含んでいるため、適正との認識を示しました。一方で、次回以降の司会のあり方については、再検討したいとしています。