北朝鮮:延坪島への砲撃認める声明 狙いは海兵隊の砲台

2010年11月26日 17時37分 更新:11月26日 18時4分

北朝鮮の砲撃で破壊された外壁。路上には、多くの破片が散らばっている=韓国・延坪島で2010年11月25日午後4時40分、矢頭智剛撮影
北朝鮮の砲撃で破壊された外壁。路上には、多くの破片が散らばっている=韓国・延坪島で2010年11月25日午後4時40分、矢頭智剛撮影

 【中国総局】北朝鮮の対韓国窓口機関「祖国平和統一委員会」は26日、スポークスマンの声明で、韓国の延坪島への砲撃で、北朝鮮軍が韓国海兵隊の砲台に照準を合わせて砲撃したことを認めた。韓国メディアによると、北朝鮮が砲台を狙って砲撃したと認めたのは初めて。

 声明によると、北朝鮮は「われわれの領海で直接発砲したかいらい軍(韓国軍)の砲台を正確に攻撃して命中させ、しかるべき懲罰を加えた」と言及し、「対決には対決で、戦争には戦争で断固対抗する」と強調。「我々の尊厳と主権を少しでも侵害するなら、さらに恐ろしい対応射撃を加えて敵の牙城を根こそぎ吹き飛ばす」と警告した。

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