2011年 1月 25日(火)

通院患者を逮捕 診察室で院長に灯油かけ…


病院に通院中の男が、診察室で院長に灯油をかけ、火を付けようとした殺人未遂の疑いで逮捕されました。逮捕されたのは広島市西区観音新町の無職・坂井昌史容疑者です。警察によりますと、坂井容疑者は24日午前10時すぎ、広島市佐伯区五日市の精神科病院で診察を受けていた際、ペットボトルに詰め込んだ灯油を病院長の腕や上半身にふりかけ、火をつけて殺害しようとした殺人未遂の疑いがもたれています。坂井容疑者は駆けつけた職員や院長に制止され、犯行を思いとどまり、院長にはケガはありませんでした。坂井容疑者はこの病院に入院している50代の知人女性の退院を求め、院長とトラブルになっていたということで、警察の調べに対し「殺すつもりはなかった」と供述し、容疑を否認しています。

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