ジミー鈴木の復活Blog

昨夜のJCBホールでのGAORA興行は凄い大会だった。

まず面白かったのが全日本と大和とドラゴンゲートのYAMATOの同名対決。
全日大和のキレのある肉体美かつガッツを表面に出したファイト。
対するドラゲーYAMATOはMMAファイターからの転職だが短いキャリアにも
かかわらず、いい意味でのふてぶてしさと余裕を持った試合ぶり。

「ヤマトー」と声援があると、お互いに「俺に対する声援だ」と主張する
コミカルな部分もあったが、それとは裏腹のシリアスな緊張感ある戦いの部分、
この二つが見事にブレンドされた好試合だった。

その内声援も「アルファベットのYAMOTO」だの「オレンジ（コスチューム）の大和」
だのが出てきて、更にはYAMATOの本名の「小野寺〜っ」ていうのも増えてきた。

ひいきの団体の選手に勝ってほしいという対抗戦の根本である声援が二人の好ファイトを
盛り上げるといった理想的な展開となり、結果YAMATOが試合を制した。

見ていて感じたのは大和の方は緊張してガチガチ。その点YAMATOはゆとりがあった。
それはやはり団体の頂点である王座にいた経験が違いを出していたのではと思う。
いうならば若手ファイターとスタープレイヤーの差。

試合後に某団体役員と話をしたところ大和に対して
「すごくいい体をしているし、とてもいい選手ですね」と高評価。

私も同じように思った。全日の大和は現在のポジションからしたら十分以上の好選手だと思った。

時間がないので続きは続編として後ほど。