70歳以上のドライバーが対象となる高齢運転者標識のデザインが2月1日、「もみじ」から「四つ葉」に変わる。「枯れ葉のようだ」との指摘を受け、警察庁が公募とアンケートで決めた。広島県警は、新マークの周知と取り付けを呼び掛けている。
昨年12月に道路交通法施行規則が改正された。取り付けは罰則のない努力義務で、当面は「もみじ」も併用できる。今月下旬から交通安全協会の窓口やホームセンターで販売される見通しだ。
「四つ葉」マークの周知のため、県警はチラシ約8万枚を作製。県内の運転免許センターなどで配布している。県内の対象者は約17万6千人おり、免許保有者全体の9・5%を占めている。
県警は「マークを付けた車への幅寄せや割り込みは罰金の対象になる。新マークの導入を機に、高齢者に優しい運転マナーも普及させたい」としている。
【写真説明】「もみじ」(左)から「四つ葉」に変わる高齢運転者標識のデザイン
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