本牧の商店街を体験する「商店街うんちくツアー」-4店舗を巡る /神奈川
みんなの経済新聞ネットワーク 1月24日(月)3時13分配信
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「商店街うんちくツアー」で工房見学する参加者たち(「菓子舗 喜月堂」) |
同ツアーは、高齢者向けのサービスなど、地域の生活を支える本牧通りの商店街のこだわりや魅力を発信することを目的に企画されたイベント。本郷町商栄会・本牧一丁目東商友会・本牧リボンファンストリートの3商店会の主催により行われた。
今回のテーマは「ホンモク3丁目の夕日」。当日は一般参加者50人が、商店街にある4店舗を巡り、店主たちが披露する商品やサービスのこだわりについてのうんちく話を楽しんだ。
参加店舗は「菓子舗 喜月堂」(製菓)、「肉のすぎやま」(精肉、ハム・ソーセージ製造)、「本牧の魚秀」(鮮魚)、「土屋商店」(小間物)。
1900年創業の「菓子舗 喜月堂」では製菓の説明と工房見学、「肉のすぎやま」では店名「メッゲライ・スギヤマ」(ドイツ語)の由来や製品について。「本牧の魚秀」では本牧で採れた太刀魚の見学などを行い、「土屋商店」では、接収による店の移転や紙屋がタバコ販売を始めた経緯についての話を伺った。
ツアー終了後の交流会では、喜月堂の和菓子「さくら餅」の試食を行い、地域の住民が「ホンモク3丁目の夕日」をテーマに、映画館や洋モク(外国産タバコ)があった昭和30年代の暮らしや文化を紹介した。
イベントを終え、参加者からは「長く横浜に住んでいますが、ふだんは商店街の歴史やお店について詳しく知る機会がなく、今日は本当に驚きの連続でした」という声も。
本郷町商栄会の佐久間遵一会長は「イベント開催にあたり多くの方から応援いただき、とても幸せ。また、うんちくを披露してくれた店主の熱意にびっくりさせられました。このツアーも3回目だが、商店街は『点であってはいけない』と再認識した。今後も店同士の横のつながりを大切にしていきたい」と話す。
主催する3商店会は次回のツアーも企画している。
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最終更新:1月24日(月)3時13分
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