山口・宇部市小2女児刺傷事件 通報者が現場で20代ぐらいの小太りの男と鉢合わせ
山口・宇部市の路上で24日、下校途中の小学2年生の女の子が何者かに刃物で切りつけられた。女の子の命に別条はない。
警察は傷害事件として、現場を立ち去った男の行方などを捜査している。
女子児童は、住宅街の細い路地で、犯人にいきなり顔を切りつけられた。
山口・宇部市の閑静な住宅街で、痛ましい事件があった。
24日午後3時半すぎ、小学2年生の女の子が下校中、何者かに刃物で襲われた。
通報者は「うつぶせで、顔が血だらけで、ワーッと思って」と話した。
女の子は、顔から首にかけて、数カ所を切りつけられたものの、命に別条はないという。
現場は、女の子の通う新川小学校から、わずか400メートル程度の路地だった。
近所の人は「人けがないですし、車もそんなに通らない場所なので、やっぱり静かですし」と話した。
現場は人目につきにくい場所で、土地勘のある人物の犯行なのか。
通報した女性は駆けつけた時、女の子の近くにいた1人の若い男と鉢合わせていた。
通報者は「(男に)『どうしたの』って言ったら、『子どもが倒れている』って言われた。そうしたら、男の人が逃げようとされるから、『あなた、逃げたらいけんわ』って、言ったんです」と話した。
しかし、男は「犯人と言われるから」と静止を聞かず、現場から北側へ立ち去ったという。
男は、身長は165cm程度、20代ぐらいの小太りで丸顔、白っぽい服を着て、刃物を所持していたという。
警察は、その男が事件に関与した可能性もあるとみて、行方を追っている。
(01/25 00:06 テレビ西日本)