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地デジ完全移行まで半年、工事殺到し人材や部品不足…街の電気店は大わらわ/神奈川

2011年1月25日

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ビル屋上で地デジ工事に追われる業者=横浜市鶴見区

ビル屋上で地デジ工事に追われる業者=横浜市鶴見区

 地上デジタル放送への完全移行まで24日で半年を切り、街の電気店も対応に追われている。昨年のエコポイント半減前に薄型テレビの需要が急増し、アンテナ改修工事の注文も殺到。作業員や部品の不足などで工事が追いつかない。とりあえずアナログ波が視聴できるようにして急場をしのぐケースも出ている。

 県内4店舗を展開するパナソニック特約店しんこうでんき(横須賀市)は、昨年11月に薄型テレビが通常の10倍以上売れた。榊原宏会長は「工事が追いつかず、年が明けてからも昨年の注文分を行っている」と話す。

 従業員を増やして対応するが、こなしきれない。地デジの難視地区が入り組んでいることもあり、工事には手間がかかる。「とりあえずアナログ波で視聴できる状態にし、後から地デジ対応にする“2段階工事”で乗り切ることもある」(榊原会長)という。

 県内約30ある「三菱電機ストアー」の営業窓口となる三菱電機住環境システムズ(東京都台東区)も、工事はフル稼働という。チェーン店で購入した顧客だけでなく「量販店で薄型テレビを購入したが、設定方法が分からず地域店に駆け込む人もいる」(榎本秀之・販売促進課長)。

 電気工事業サンプラス(横浜市鶴見区)は集合住宅向けを中心に2月まで予約が埋まっている。アンテナ本体のほか分配器、増幅器などが不足気味なのも気掛かりという。担当者は「部品不足で期日に間に合わないケースを避けるため、早めに調達するようにしている」とこぼす。

 完全移行が7月というのも不安材料という。三菱の榎本課長は「ボーナスも重なり、需要が集中する。アナログ停波の問い合わせまで地域店にくる可能性もある」と危惧する。

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