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仙台・飲酒暴走、高校生死傷 容疑者が大麻?所持

 仙台市太白区で21日、通学途中の高校生の列に飲酒運転の車が突っ込み2人が死傷した事故で、自動車運転過失致死傷などの疑いで送検された名取市愛島塩手、無職中沢孝治容疑者(28)が大麻とみられる薬物を所持していたことが24日、捜査関係者への取材で分かった。宮城県警は、事故との因果関係について慎重に捜査するとともに、大麻取締法違反容疑でも調べる。

 捜査関係者によると、中沢容疑者が事故直後、車内にあった大麻らしき薬物を捨てるところを警察官が目撃し、県警が現場付近から回収した。量は1、2回使用する程度の微量で、中沢容疑者は自分のものだと認める供述をしているという。
 県警は薬物の詳しい成分などを鑑定し、入手経路や当日使用していたかどうかを調べる。
 送検容疑は21日午前7時55分ごろ、太白区根岸町の国道4号で酒気帯び状態でワゴン車を運転し歩道に突っ込み、交差点で信号待ちをしていた仙台南高1年山田隆広君(16)=宮城野区小田原3丁目=を死亡させ、もう1人の男子高校生(17)に軽傷を負わせた疑い。
 捜査関係者によると、事故直後、中沢容疑者の受け答えや運動検査からは、薬物を使用していた様子は見られなかったという。
 関係者によると、中沢容疑者は20日夜から21日早朝まで、青葉区国分町2丁目の飲食店でアルバイトをしていた。同店を含む複数の飲食店で酒を飲んでいたとみられる。


2011年01月25日火曜日


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