集団暴走の５人逮捕　容疑で県警、遊び仲間の少年ら

　バイクで集団暴走したとして、県警交通指導課、岐阜南署などは２４日までに、道交法違反（共同危険行為等の禁止）などの疑いで、岐阜市の暴力団組員の少年（１９）ら５人を逮捕、同乗していた瑞穂市の会社員の男（２０）と北方町の会社員少年（１９）を書類送検した。

　そのほか逮捕したのはいずれも少年で、本巣市の建設作業員（１７）、瑞穂市の無職（１９）と会社員（１６）、大垣市の高校生（１６）。岐阜市の組員と瑞穂市の無職少年は道交法違反（無免許）容疑でも逮捕した。

　逮捕容疑では、７人は昨年１０月１０日深夜、補導された同市の高校生（１６）と共にオートバイ３台、ミニバイク２台に分乗し、岐阜市宇佐南の国道２１号で蛇行走行や信号無視を繰り返したとされる。いずれも容疑を認めている。

　県警によると、８人はコンビニエンスストアやゲームセンターで知り合った遊び仲間。

　携帯電話で連絡を取り合い、週末に瑞穂市周辺で集団暴走を繰り返していたという。