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ページ更新時間:2011年01月24日(月) 22時26分
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■ 逃走車に警官発砲、殺人罪でも審理へ
8年前、奈良県警の警察官が窃盗の疑いで追跡中の逃走車両に発砲し、2人が死傷した事件で、奈良地裁は2人の警察官について殺人罪で審理することを決めました。
2003年9月、奈良県大和郡山市で、奈良県警の警察官3人が窃盗の疑いで追跡していた逃走中の車に発砲し、助手席の高壮日さん(当時28)が死亡、運転席の男性もけがをしました。 警察官について奈良地検は不起訴としましたが、奈良地裁は去年、独自の判断で東芳弘被告(34)と萩原基文被告(34)の2人について、特別公務員暴行陵虐致死などの罪で刑事裁判を開くことを決めました。 さらに今月20日、裁判所が指定した検察官役の弁護士の請求に応じ、殺人罪でも審理することを決めたということです。 今後、裁判員裁判で審理され、発砲の必要性に加えて殺意の有無が争われることになります。(24日18:06)
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