「1分間の深イイ話」は、実は「1分間しか間が持たない話」の寄せ集めである。
1分しか場がもたないようなネタ を
司会者を始めとする出演者全員がいちいち全力で引っ張っては底上げしてるだけの番組である。それに気付かれないようにする、というのが司会者の腕の見せ所、ということか。
努力の方向性を根本的に間違っているような気がする。
「みなさん、ここ感動する所ですよ」というレクチャーというか感動の押し売りだけ。ついでに新選組リアンの宣伝もしとけ、紳助マンセーの芸人連中もバーターでだしとくか、ということか。
30秒から1分間ぐらいしか間が持たない(逆に言えばヤラセでも仕込み済みでもいいから、周りがフォローしときゃ、そのネタで5分は引っ張れる)ということを最大限利用しては色んな芸人やらスタッフやらを使い捨てにしてきたのが
エンタの神様とかレッドカーペットだったわけだが、この番組もまんまこれらの番組のフォーマットを踏襲している。つまりは「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」商法そのもの。
そもそも、そんなに「深イイ話」があって尚且つそれが真実にそれが裏打ちされたものであるならば、そのネタ一つだけで一時間番組が成立するだろうに。
とはいえ「トイレの神様・ドラマ版」にはタイトルを聞いただけで食傷気味になった。
あれを2時間引っ張るとか、それもどうかと思う。
テレビ、つまらなくなったなぁ。