在沖縄米海兵隊が陸自日出生台演習場で実弾射撃訓練(2月7-13日)するのを前に、演習場がある玖珠町の玖珠川河川敷で23日、連合九州などの反対集会があった。九州・沖縄の労組関係者約5600人が参加した。
「米軍基地の整理・縮小と日米地位協定の抜本改定を実現する1・23日出生台集会」として、連合九州ブロック連絡会、連合大分が共催。初めて出席した古賀伸明連合会長は「沖縄の負担軽減を目的に全国に分散した訓練が、拡大を続けている」と指摘した。
同連絡会の高島喜信代表は「日出生台での訓練を九州全体の問題としてとらえ、新たな防衛の形を考えていくべきだ」と述べ、基地縮小などを求める宣言を採択した。
=2011/01/24付 西日本新聞朝刊=