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モバイルの達人(石川温)

アンドロイド端末で競演する携帯3社それぞれの事情
ジャーナリスト 石川 温

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2010/4/1 14:00
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イベントで「HTC Desire」を発表するソフトバンクモバイルの孫正義社長(28日、東京都中央区)
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イベントで「HTC Desire」を発表するソフトバンクモバイルの孫正義社長(28日、東京都中央区)

 米グーグルの携帯電話向けOS(基本ソフト)「Android(アンドロイド)」を搭載したスマートフォン(高機能携帯電話)が日本でもようやく本格登場する。NTTドコモの新機種「Xperia」(英ソニー・エリクソン製)が4月1日発売となったのに続き、ライバル2社も3月末に相次いで対抗機種を発表した。いずれも各社の特徴が色濃く出た製品となっている。

 新機種発表で先んじたのは、ソフトバンクモバイルだ。3月28日に開催したソフトバンクグループの創業30周年記念イベント「ソフトバンクオープンDAY」で、台湾HTC製のAndroid端末「HTC Desire」を早ければ4月下旬にも発売すると発表した。昨年11月の新製品発表会で基本仕様だけを予告していたが、ようやく姿を現すことになる。

 HTC Desireは3.7インチの有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)ディスプレーで、米クアルコム製の高速CPU「Snapdragon」を搭載する。Androidは最新版の「バージョン2.1」と性能面では申し分ない。

世界とほぼ同時発売

様々なアプリケーションを配信する「Androidマーケット」の画面
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様々なアプリケーションを配信する「Androidマーケット」の画面

 とはいえ、ソフトバンクモバイルのいまの売れ筋は言うまでもなく「iPhone」だ。孫正義社長は「iPhoneの方が優れている点もあるが、グーグルが好きというユーザーもいる。どちらも素晴らしく、多くの選択肢を提供したい」と、HTC Desireの微妙な位置付けを説明する。

 それでも、NTTドコモのXperiaはかなり意識しているようで、イベントでもXperiaと基本性能を具体的に比較してHTC Desireの優勢性をアピールしていた。3月30日には、HTC Desireの予約受け付けをXperiaの発売日である4月1日に開始すると発表するなど、情報戦も駆使してXperiaに向かう携帯ユーザーの関心をなんとかソフトバンクモバイルに引き戻そうとしている。

タッチパネルのほかに光学式のポインターでも操作できる
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タッチパネルのほかに光学式のポインターでも操作できる

 HTC Desireは今年2月にスペイン・バルセロナで開催された世界最大級の携帯電話関連展示会「Mobile World Congress 2010」で初公開された新鋭機種だ。これまでHTC製のスマートフォンは世界市場で発売されてから日本に登場するまで、日本語対応などのため数カ月から1年以上もかかっていた。しかし、今回のHTC Desireは世界とほぼ同時期に日本でも発売される。これもAndroidを採用した成果といえるだろう。

 ただ発売時期が早い分、ソフトバンクモバイルのEメールサービス「S!メール」を当初は利用できないなど、独自サービスへの対応には手が回っていない。日本語表示となっている以外、世界向けの仕様をほぼそのまま持ち込んだというのが実態だ。

 最新の高性能端末を好むユーザーには受け入れられそうだが、そういったユーザーの多くはすでにiPhoneを所有しているはず。果たして、HTC Desireの「ハイスペック路線」がどこまで一般ユーザーに届くかが注目される。

まずは2台目需要を狙うKDDI

 一方、NTTドコモやソフトバンクモバイルと全く異なるアプローチでAndroid市場に乗り込んできたのが最後発のKDDI(au)だ。

タッチパネル対応の5インチ液晶を搭載する「IS01」
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タッチパネル対応の5インチ液晶を搭載する「IS01」

 3月30日に、シャープ製端末「IS01」を発表した。パソコンとほぼ同様の「QWERTY」配列キーボードを備える折りたたみ型で、第一印象は「小さなネットブック」といった形状だ。「スマートフォン」というよりは、通信機器内蔵でいつでもネットにつながるモバイル端末と言ったほうがよく、KDDI自身も「スマートブック」という呼び方をしている(実際は音声通話にも使えるので「フォン」ではあるが)。

 KDDIは同社初のスマートフォンを、「2台目端末」という製品コンセプトで出してきた。これは料金キャンペーンを見ても明らかで、音声通話分の基本料金を割り引いて2台持っても負担が大きくならないように配慮している。

Android端末第2弾のコンセプトを発表するKDDIの高橋誠執行役員常務(30日、東京都港区)
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Android端末第2弾のコンセプトを発表するKDDIの高橋誠執行役員常務(30日、東京都港区)

 もっとも将来はスマートフォンを1台目の端末として満足できる内容にするという戦略を描いており、それは今回のIS01からもうかがえる。ユーザーインターフェースは「使いやすさ」だけでなく操作する際の快適さを重視した独自仕様だ。機能面でも、日本市場に合わせてワンセグや赤外線ポートを搭載した。「ezweb」のプッシュメールは当初は使えないが、8月下旬以降に対応させるという。KDDIの売り物である音楽配信サービス「LISMO!」も9月下旬以降に利用できるようにする。

 30日の発表会では年内にも発売する予定の第2弾Android端末について、さわりを紹介した。日本向けの独自仕様として、ワンセグに加えて非接触ICカード「Felica」にも対応させるという。形状はiPhoneやXperiaなどと同じフルタッチパネルで、日本のユーザーが慣れ親しんだ機能を盛り込むことで1台目需要を本格的に狙おうとしている。

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