ホーム > リング > リング最新紙面記事

ゆずポン玉砕「お嫁に行けない!」

 試合中に左目をおさえる愛川ゆず季
【拡大写真はコチラ】
 試合中に左目をおさえる愛川ゆず季

 「スターダム」(23日、新木場1stRING)

 昨年10月にプロレスデビューしたグラビアアイドル・愛川ゆず季(27)が23日、新団体『スターダム』の旗揚げ興行に参戦。初体験のタッグマッチでトップファイター・高橋奈苗(32)を必殺技“ゆずポンキック”で追い詰めたが、死闘の末に玉砕した。左目上を紫色に腫らした愛川は2月6日に開催される自身の興行『ゆずポン祭2』での初勝利を宣言。所属するスターダムは7月に“プロレスの聖地”後楽園ホール進出を発表した。

  ◇  ◇

 愛川はバスト100センチのHカップを“ゆず”にちなんだ黄色いコスチュームで固く封印してリングイン。全日本女子を振り出しに15周年を迎えた高橋に対し、まだ2戦目の“ゆずポン”が果敢に挑み、壮絶に散った。

 8年のテコンドー歴を生かしたカカト落とし、ロー、ミドル、ハイ、回し蹴りなど多彩なゆずポンキックを連打。初披露した飛びカカト蹴りがヒットした瞬間、愛川は「気持ち良かった」と闘う喜びに浸っていた。

 だがプロレスは甘くない。高橋のカナダ式背骨折りや、巨体で圧殺する冷蔵庫爆弾にもん絶。相手2人のチョップを浴び続けた胸元は真っ赤なみみず腫れとなった。それでも、高橋に網打ち式原爆固めを決め、ラ・マヒストラルで丸め込むなど意地を見せた。20分過ぎには高橋と壮絶な張り手合戦。まさに“女の戦い”だ。

 最後は岩石落とし固めで敗れたが、愛川は「デビュー戦より良かった。芸能の仕事との両立で限られた時間の中、最善を尽くして悔いはない」と手応えを示した。

 左目上が紫色に膨れ、目はふさがった。「試合後に『痛っ!』と思った。高橋さんの張り手でこうなった。前回よりダメージは大きい。お嫁に行けないです!」と笑わせつつ、2月6日の興行に向けて「次こそ勝ちたい」と初勝利を予告。スターダムにも継続参戦し、宿敵・高橋には「チョー蹴ったのにケロッとされて悔しい。いつかやり返す」とリベンジを誓った。

(2011年1月23日)

オススメリング写真ニュース

Copyright(C) 2010 デイリースポーツ/神戸新聞社 All Rights Reserved.
ホームページに掲載の記事、写真などの無断転載、加工しての使用などは一切禁止します。ご注意下さい。
当サイトは「Microsoft Internet Explorer 4.x」「Netscape Navigator/Communicator 6.x」以上を推奨しています
Email : dsmaster@daily.co.jp