2011年1月14日19時55分
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【ドーハ=河野正樹、潮智史】13日にあったサッカーのアジアカップのシリア戦でGK川島が退場になった判定について、日本サッカー協会は14日、アジア・サッカー連盟(AFC)に抗議文を提出したが、抗議としては受理されず、AFCの法務委員会にかけられなかった。
試合後2時間以内に文書で抗議の意思を伝えなければならないという大会規定を、日本協会が十分に把握していなかったため。日本は試合後にAFC側に口頭で抗議したが、翌14日に問題の映像とともに文書を提出するつもりだったという。原博実・強化担当技術委員長は14日午前、「AFCに規定があるというのはさっき知った。判定の結果は変わらないと思うが、大会のレベルを上げるために抗議する」と話していた。
AFCは「意見書として受け取るが、抗議として受理はできない」としており、川島は自動的に1試合出場停止処分が決まった。最終的な処分は規律委員会で決まる。