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【サッカー】代役GK・西川、川島のために戦う あすサウジ戦、決勝T進出かけ2011年1月16日 紙面から 【ドーハ松岡祐司、原田公樹】アジア・カップ(アジア杯)に参戦している日本代表は15日午後(日本時間16日未明)、1次リーグ最終戦のサウジアラビア戦に向け、当地のアルアリ競技場で調整した。GK川島永嗣(リールス)の出場停止に伴い、先発出場が確実なGK西川周作(広島)は表情を引き締め、「(川島)永嗣さんから吸収させてもらっているものを試合で出したい」。川島の思いも背負い、ピッチに立つ決意を表明した。 A代表通算4試合出場でシリア戦のPKが初失点だったが「落ち着いて臨めた。時間もなかったので、勝ち越してからはどう時間を使うか考えた」と振り返った。不測の事態ではなく、待ちに待った好機。守護神として必須かつ冷静な判断力はすでに兼備している。 14日午前の練習でも、熱の入ったプレーは相変わらず。西川は「相手どうこうではなく、シュートを止めるのが自分の役割。良いものを出せるようにしっかり準備したい」と意欲的だった。 フル代表での出場こそ少ないが、ユース代表では国際経験豊富。2005年のU−20(20歳以下)世界ユース選手権(現U−20W杯)や08年の北京五輪でともに正GKを務めた。 身長183センチとGKとしてはやや小柄ながら俊敏。左足からのフィードは精度が高く、攻撃起点にもなる。かつてはFKも蹴っていたことがあり「和製チラベルト(元パラグアイ代表)」の異名もとる。日本協会の川淵三郎名誉会長も、ユース時代から「雰囲気がある。西川みたいなGK、好きなんだよな」と絶賛している。 川島の陰に隠れ、出場機会も得られないままここまできたが、腐らず続けてきた日々の練習の成果をついに出すときがきた。 (松岡祐司) PR情報
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