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アジアカップ日本快勝 〜で、次はどうすんだい?〜

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アジア杯GL最終節、日本×サウジアラビア。
岡崎3発、前田2発で日本快勝。

ザック・ジャパン、序盤で勝負を決めましたね。

もともと引き分けで決勝トーナメント進出という「わりと大丈夫」な
状況だったうえに、前半終わった時点で3-0というノリノリな試合展開。
まあ、この試合をドキドキしながら観た人はおらんでしょう。

試合前は3チームに8強進出の権利があっただけに色んな形を想定して
用意していたのであろう「このまま試合が終わると…」の勝ち点表示が、
まあ役に立たん、役に立たん(笑)。開始13分でさっそく他会場の結果が
関係なくなったもんなあ。

途中からは皆さん「香川そろそろ決めろ」とか「新しい選手をもっと」とか
「いっそ松木さんの名言を楽しもう」とか言い出しちゃう始末(笑)。
2ちゃんねるもtwitterも、我がブログの談話室も。

2ちゃんねるには「松木の実況をタイピングするスレ」が何個も立ち、
twitterには「#matsuki」のハッシュタグが登場。日本中が彼の発言に
酔いしれる夜となった(なんでやねん)。


※確かに、松木さんはこの日も熱かった。猛烈にスパークしていた。
「フィズカル」「ディフェンスここにあらず」 「オフシャイド」
「フォー ダ ティーム」「スィンプル」「長谷部が二人」 「手袋にノリ」
「ノッてるネ」「我々解説もサボりたくなる」と、名言オンパレード。
あれは「解説」という枠を超えた新しいエンターテインメントだと思う


ともあれ、決勝トーナメント進出です。日本の戦いはまだまだ続きます
(まあ、こんなところで終わられたらシャレにならんが)。


で、ちょっと思う。

こんなに圧倒的に勝っちゃうと、次のメンバーはどうすんだい? と。


この日のスタメンは、第1戦・第2戦とは違う11人だった。

出場停止の川島に加え、本田、松井という前回W杯からの主軸2人がベンチ
(松井は怪我の状況が思わしくなく帰国とのこと)。

代わって、これまで2戦で途中出場ながら好プレーを見せていた岡崎がサイドに、
初出場の柏木が2列目中央にそれぞれ入り、2人ともいいプレーを披露した。
ハットトリックの岡崎はもちろん、柏木もなかなかの出来だったと思う。

さらに、今日途中出場だった伊野波もアシストを記録し、存在感を示した。
もともと守備力では内田を明らかに上回る選手だ。攻撃面でひとつ仕事を
したというのは、好材料じゃないだろうか。

相手が違う(サウジは敗退が決まっていたし)ので単純比較はできないが、
この日のゲームは、明らかに過去2戦よりもいい内容だった。

サッカー界には「勝ったチームは弄るな」という格言的な言葉も
あるそうだが、果たして。


ポイントは、各選手が途中出場に向いているタイプか、じゃないだろうか。

今では押しも押されもせぬスタメンの松井も、ちょっと前までは、
途中出場で流れを変えられる選手として、ベンチに座ることが多かった。
独力で果敢に仕掛ける彼は、攻撃にアクセントをつけられる選手であり、
ジョーカーとして重宝されたものだ。今大会ではもう彼の姿を見ることは
できないが、今後、途中交代の枠に据える選択はアリだと思う。

岡崎はそもそも今大会過去2戦、途中出場でいい仕事をしている。
W杯でも途中からピッチに立ち、結果もしっかり出している。
元気にピッチを駆け回ってボールを追いかけるプレーは、疲労困憊の終盤で
相手にとってこの上なくイヤな存在であるだろうし、ジョーカーに向いた
選手といえるかもしれない。

伊野波は「守備のジョーカー」として出番があるかもしれない。
昔でいえば、たとえば服部年宏のような存在。リードした試合で
守備を整え、試合をビシッと締めるために投入される選手である。
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