<アジア杯>日本、中東の強豪サウジに5-0で大勝…8強入り
  気力を失ったグリーンファルコンはサムライの相手にはならなかった。

  サッカー日本代表は18日(日本時間)、アルラヤン競技場で行われたB組予選第3戦で、サウジアラビアに5-0で完勝した。これまで攻撃力を欠いていた日本代表は、岡崎慎司(25、清水)のハットトリックなどで大勝した。2連敗していたサウジアラビアは日本戦でも力を発揮できなかった。

  前半8分に先制ゴールを決めた岡崎は、その5分後にもヘディングでサウジアラビアのゴールネットを揺らした。前半19分、後半6分には前田遼一(30、ジュビロ磐田)がゴールを決めた。岡崎は後半35分にも得点し、ハットトリックを達成した。

  第1戦でシリアに1-2で敗れた後、監督を更迭したサウジアラビアは、第2戦のヨルダン戦で0-1で敗れた後、サッカー協会会長も更迭した。しかし衝撃療法も脱落が決まったサウジアラビアには効果がなかった。サウジアラビアは第3戦でも日本に惨敗し、3戦全敗で敗退する屈辱を味わった。サウジアラビアの3戦全敗は歴代アジアカップで最悪の成績。

  一方、同じ時間に行われたもう一つのB組予選ではヨルダンが2-1でシリアを降した。アジアカップ通算3勝4分けと無敗を続けているヨルダンは組2位で8強入りを果たした。

  ヨルダンは21日、A組1位のウズベキスタンと準々決勝でぶつかる。日本はカタールと対戦する。


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