サッカーアジア杯日本代表合宿(18日、カタール・ドーハ)8強入り決定から一夜が明け、日本選手の目は開催国との準々決勝、カタール戦に向けられていた。主将の長谷部は「向こうはホームの利がある。厳しい戦いになる」と表情を引き締めた。
カタールは2002年ワールドカップ(W杯)でセネガルを8強に導いたメツ監督が指揮。1次リーグでは初戦のウズベキスタン戦こそ苦杯をなめたが、その後は2連勝と調子を上げた。ウルグアイやブラジルといった南米やアフリカから国籍変更した選手が多く、長友も「個人技がある」と警戒感を強める。
試合会場はカタールのファンであふれ返りそう。この日、27歳の誕生日を迎えた長谷部は「完全アウェーでレフェリングも難しいと思う。冷静に戦うことが大事」と決戦をイメージした。(共同)