開催中のサッカーのアジアカップで17日、日本代表がサウジアラビアを降し、準々決勝進出を決めました。5-0の快勝で、見ていて気持ちのいい試合でした。
1次リーグでは9日のヨルダン戦は引き分け、13日のシリア戦は辛勝。苦しい戦いが続いただけに、次につながる勝利でしょう。
特にシリアとの試合は退場者も出るなど、荒れた展開でした。手に汗握って一喜一憂したファンも多いのでは。選手たちは大変でしょうが、見ている方は接戦ほど燃えてしまいます。
アジアカップ出場国は勝ちにどん欲なチームが多く、熱気はワールドカップにも引けをとらないと個人的には思います。今回全敗で敗退したサウジアラビアもアジアでは強豪国。何が起こるかわからない緊張感も感じます。
準々決勝からも厳しい試合が多いと思いますが、日本代表はもちろん、各国の熱戦に期待したいです。【大原一城】
毎日新聞 2011年1月19日 地方版